古民家情報

蓑輪の家(解体格納済)【※商談成立】

建物種別:

解体前の玄関土間、大黒柱・小黒柱が重厚に立つ姿は美しい

旧所在地 北杜市高根町蓑輪(現在解体格納済み)
築年数 115年程度
階数 平二階建て
延床面積 132㎡(一階20坪、二階20坪 延坪40坪)
構造 伝統工法
図面 →平面図 →矩形図
条件 建築条件付き物件 費用200万円
※弊社HP「古民家情報」内に掲載の古民家・古材の販売につきましては、原則として弊社にての工事施工が条件となりますので、あらかじめご承知おき下さい。
主な特徴 代々名主を務める家柄の建物。大黒柱と小黒柱とともに欅材を使用。
これを差し鴨居が固めている、これらの重厚な姿がたいへん美しい。一階の天井梁(二階の床梁)には20坪全面に2尺ピッチの繁梁が架けられていてたいへん見事である。大黒は太く二階を貫く、他の柱も木柄が太い。また二階の小屋組みには丸太の巧みな架構があり魅力的である。さらに小屋の上に地域の特色である突き上げ構造の小屋根がのっている、採光と通気に有効である。出桁の庇はたいへん深く、突き上げを持つ二階建の建物としてたいへん美しいプロポーションをしている。
再生を前提に 二階建の住宅を造るのに最適にして重厚優美な物件。

主屋2階建の軸組み、出桁の庇は深く美しいプロポーション

主屋2階建の軸組み、出桁の庇は深く美しいプロポーション

大黒と小黒はケヤキ、これを差し鴨居が固めている

大黒と小黒はケヤキ、これを差し鴨居が固めている

一階の天井梁(二階の床梁)は20坪全てに2尺ピッチの繁梁が架けられている

一階の天井梁(二階の床梁)は20坪全てに2尺ピッチの繁梁が架けられている

大黒は太く二階を貫く、他の柱も木柄が太い

繁梁上の二階の床組みは見事というほかない、また二階の小屋組みには丸太の巧みな架構があり魅力的である

繁梁上の二階の床組みは見事というほかない、また二階の小屋組みには丸太の巧みな架構があり魅力的である

さらに小屋の上に地域の特色である突き上げ構造の小屋根がのっている、採光と通気に有効である。

さらに小屋の上に地域の特色である突き上げ構造の小屋根がのっている、採光と通気に有効である。

解体中の大黒柱、人間と比較すればその大きさが分かる

解体中の大黒柱、人間と比較すればその大きさが分かる

大黒柱の礎石

大黒柱の礎石

解体前の主屋、代々名主を務める家柄の建物である

解体前の内観、建具にも優れたものが備わっている

解体前の内観、建具にも優れたものが備わっている

床の間と書院も生かし取りした

床の間と書院も生かし取りした

手の込んだ欄間障子

手の込んだ欄間障子