上芦川集落:
2010年3月の若彦トンネルの開通によって、上芦川から河口湖畔の一大観光地まで車を走らせて10分で行けるようになりました。さらに同年同月に発行された笛吹市芦川町伝統的建造物群保存対策調査報告書により、芦川町は兜造(かぶとづくり)民家の関東有数の集積地として、全国の古民家愛好家や写真家の熱い注目を集めることに。
芦川町の4集落の中で最も高い標高(950~1000m)の上芦川集落は、夏涼しく冬は高い日照率に恵まれ過ごしやすく、広い空と南斜面に耕作された畑の合間に点在する兜造りの民家群は日本の原風景のごとく美しく、西には南アルプスの白銀の峰々が遠望されます。