
大月市から富士吉田市へ通じる国道139号に接道し、この道に面して駐車場と車庫があります。南北に流れる小水路をまたいで表門(薬医門)をくぐると主屋の玄関に向かう長いアプローチが。国道はこの地域の主要道路で車の走行音もありますが、長いアプローチのおかげで騒音は弱まり、家の中に入ればほとんど聞こえません。
また、主屋の南側正面には千鳥破風屋根のかかる二間幅(3.6m幅)の古風な玄関構えがございます。さらに庭園も魅力の1つで、長い参道から玄関にいたるアプローチにも主屋をぐるりと囲んだ敷地にも、景石などを配した見事な日本庭園が広がり、二つの小さな社(やしろ)は庭に和の趣を添えています。







こちらの物件は、柱や梁の木柄は太く、日本の伝統工法による二階建て出桁(でげた)造りのたいへん優良な建造物です。ただし約150年の歳月を経て、建物には幾分の傾きが見られます。
主屋の外観東西の妻壁が漆喰(シックイ)塗の土蔵造りになっているのは、近隣からのもらい火を防ぐ目的の防火壁です。敷地の防災の観点からの指数を調べると…①地震による揺れやすさ②液状化リスク③土砂災害リスク④浸水リスク ともに低く安心な物件です。
また、北側裏には売主様の居宅がございます。何とか程よい距離がありますので、木塀などで境を作り、プライバシーの確保ができると思われます。
【主屋:一階】玄関を入ると大黒柱のある通し土間、突き当りには内土間があり、上がると改築された新しい食堂です。立派な仏間にはテレビを仕込む箱階段(適法寸法)があり二階へと続いています。奥座敷の床の間の群青(ぐんじょう)壁はこの辺ではめずらしい高価なものです。また、床の間の地板は9尺の長さがあり優美で、畳は市松に編んだ肥後矢絣(ひごやがすり)、天井は無垢板の竿縁天井です。奥座敷に限らず建物全体に高級な建具が使用されています。加えて家具、調度、掛け軸、屏風などには良品が多数。上部に二階がのる部屋の天井梁は太く豪壮です。さらに、縁廊下の床板(ケヤキの一枚板)は見事で、ゆらぎのある昔ガラスの障子は風情があります。西側下屋には古式の洗面所の遺構が残り、東側の屋下は開放感のあるテラスになっています。













【主屋:二階】広い中廊下に南・北に2本の階段があります(いずれも適法寸法)。二階にも床の間がある和室が二部屋。また、南西隅には広いレトロな可愛い洋間があり、隣接して一段高く24畳間の物置があります。また、別に箪笥の置かれた納戸も備わっていて便利です。










