細工が凝ってます~ガラクタ紹介 vol.4~
火鉢って大きさ、素材、ほんといろいろあります。
今回は、実用品でありながら、装飾品でもあった火鉢を紹介します。

コーナー部分の指物
細かい組手ですね。今もなおガッチリ組み合ってます。
材種は何でしょうか。やわらかな感じの木目です。

クロガキの把手
こちらは銘木のクロガキ。
ちょっと黒部分がぼやけていますが、磨くと
きれになるのでしょうね。

引出しの金物 引出し枠はクロガキ
そして、重厚な金物。先ほどのコーナー部分の作りこみ
同様、しっかりしています。

長火鉢です。キセルが似合いそう。 ¥18,000-
美しい手しごとは眺めているだけでウットリします。
とりわけ嗜好品の場合、材木の種類や木目のとり方に
始まり、細工の仕方や取り付け箇所に至るまで、
趣味と趣向を加味して作られています。
ところで、火鉢の近くは乾燥するので、引き出しには
お茶やのりなどを収納したとか。引出しの上部をテーブルにして
火を囲んでお茶を飲んだのでしょうか。
関東長火鉢は江戸火鉢とも呼ばれ、角火鉢の右側に
引き出しのある袖机を一体化した、直方体の火鉢です。
vol2の寒い冬を暖かく、の続編で火鉢をと思い
ましたが、見ているうちに細工のことを書きたくなって
題名が代わってしまいました。
気密性のよい現代住宅の中で炭をたくは危険ですが、
たとえばキャンプでBBQコンロではなく、
おもむろにこんな火鉢を出したら粋ですよね。
そしてシシャモを焼く・・・

火鉢いろいろ。大きさもさまざま。

シブイロ火鉢。鉢カバーにもいいですね。 ¥6,000-

焼き物の火鉢。寄せ植えもいいですね~ ¥9,000-

おおー、お餅焼きたくなります。 ¥2,000-

ちょっとシツレイ。うちのイメージガール「リリコ」ちゃん。 非売品。

上面枠が二面行方不明。銅の落しが入ってます。 ¥1,000-

ケヤキをくりぬいた火鉢。¥3,000-

中は素焼きで、漆で仕上げてあります。 ¥2,000-

金属製(銅)火鉢。 ¥2,000-
古いもを、その当時のままの使い方をすると
そぐわない場合が多いですが、少し工夫して使うと
誰も持っていない素敵な一品ものになります。
美しい暮らしの一助にいかがですか?

あ、ここにも長火鉢が二段積みに。

あ、棚の上にもたくさん
ガラクタ市場にはそこここに火鉢が置いてあります。
写真には登場しなかった、かくれ火鉢が
今も静かに倉庫でアナタをまっています。。。
伝匠舎ガラクタ市場は普段は開いていませんが、事前にお電話いただければお見せいたします。
可能な時間は、月~土 9:00~17:00です。
ガラクタといえども、好きな人にはたまらない商品がいっぱい!
手入れなしで使用できるもの、修理済みのもの、DIYでお好きにカスタマイズできるもの。
どの商品も現物渡しで安価に設定しております。
そのため、ご購入後はノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。