国指定重要文化財

冨士御室浅間神社 本殿・拝殿

山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3951
保存修理・新築 ( 昭和50年 )

富士山を司る木花開耶姫命を祀る、富士山山中にあるものとしては最古の神社です。修験道や富士講と結びついて発展し、甲斐武田氏の崇敬も受けました。かつて吉田口登山道二合目1700mの地点にあった本宮を、昭和48年(1973)に保存のために河口湖畔にある里宮の境内に移築しました。

本殿は江戸時代初期に建立されたもので、桃山時代の特徴をよく保っており、国の重要文化財に指定されています。移築に際して門と玉垣を新築しました。富士山信仰の大変貴重な遺構ですので、河口湖においでの際にはぜひお詣りください。

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