山梨県指定文化財
きょごうざん てんたくじ

巨鼇山 天澤寺 山門

曹洞宗
山梨県甲斐市亀沢2609
保存修理 ( 平成27年 )

敷島から荒川の支流亀沢川を遡り、甲府盆地の北を縁どる山地に分け入っていく途中にある禅宗のお寺です。室町時代の文明4年(1472)に、亀沢領主の飯富虎昌が鷹岳宗俊(ようがくそうしゅん)和尚を招いて開山したことが縁起として伝えられています。

立派な石組みを左右に見ながら山道の急な階段を上り、まず白壁を擁する総門を潜り、さらに坂を上りつめると、本堂手前でこの豪壮な山門に迎えられます。八脚楼門形式、桁行梁間ともに三間の二階建てで、屋根は入母屋茅葺型の銅板葺きです。門の左右に仁王像が立ち、畳が敷かれた二階内部には三十三体の観音像が安置されています。

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