国立神社 本殿・拝殿・鳥居
山梨県笛吹市一宮町塩田466
新築 ( 昭和59年 )
基本設計:畑野経夫
祭神である国常立命(クニトコタチノミコト)は神道の根源神、国造塩海足尼(コニツクリシオミノスクネ)は甲斐国初代の国造であることから、とても古い創建であることが知られます。中央高速道の建設にあたり、移動を余儀なくされたため、鳥居も拝殿もすべて新築し、今の姿があります。
二体の金亀を蔵し、一方を社に祀り、もう一方を金川の上流の亀ケ淵におさめてあり、干魃の年になると両亀を対面させることで雨乞いをするという珍しい神事が伝わっています。