身延町指定文化財

身延山 久遠寺 総門

日蓮宗総本山
山梨県南巨摩郡身延町身延3567
保存修理 ( 平成24年 )

日蓮宗の総本山身延山久遠寺は、本堂、祖師堂、仏殿、五重塔など無数の仏像伽藍からなる大寺院で、山間にありながらも門前町や数々の宿坊も備え、数多くの檀信徒を迎えています。

境内入口にそびえる総門は、28世日奠上人が寛文5年(1665)に建立したとされます。正面の扁額に記された「開会関(かいえかん)」の三文字は「一切の人々は、法華経の信仰によって仏になる」という意味で、この門を潜ることが即ち、仏の世界に入ることであると意訳されます。現在では、身延山を参詣する観光バスが日々、この門の下を通っています。傾いた控柱、腐朽の進んだ屋根などの保存修理工事で、美しい外観がよみがえりました。

■身延山 久遠寺
http://www.kuonji.jp/
地図の中心へ
交通状況
自転車で行く
乗換

施工事例(寺院・神社・文化財 五十音順)