彫刻師 福田俊秀による生き生きとした彫刻が施された隋神門。大天狗カラス天狗が参拝者を出迎えます。
神楽殿。那賀都神社を囲むようにして流れる沢の大水でかつて流失したのを、昭和の時代に再建。それを部分的に修理しました。
拝殿内観。はるばる山を登ってくる参拝者が、気持ちよく祈祷を受けることのできる心地よい空間です。
古い歴史をもつこの神社は奥秩父の深山秘境にあります。役行者(えんのぎょうじゃ)小角の修験道場として国師ヶ岳天狗尾根にある奥宮から遷座されたと伝えられます。古くから講社が組織され、今日まで大変に栄えてきました。林間の渓谷道をせせらぎの音や鳥のさえずりを聞きながら歩けば雑念が消え、身が清められる思いがします。
随神門と神楽殿には、江戸から明治にかけて活躍した彫刻師福田俊秀氏による、すぐれた彫刻が施されています。昭和30年代に再建された拝殿は広瀬沸先生の設計で、日本建築の美しさを伝えるものです。訪れる人がより気持ちよく、あたたかく祈祷を受け、休息がとれるよう改築をしました。山道を歩き、急峻な階段を登り詰めて祈祷を受けに来る人をあたたかく迎えることのできる拝殿となりました。
彫刻師 福田俊秀による生き生きとした彫刻が施された隋神門。大天狗カラス天狗が参拝者を出迎えます。
神楽殿。那賀都神社を囲むようにして流れる沢の大水でかつて流失したのを、昭和の時代に再建。それを部分的に修理しました。
拝殿内観。はるばる山を登ってくる参拝者が、気持ちよく祈祷を受けることのできる心地よい空間です。