古民家再生 (現地再生)

受け継いで来た古民家を、さらに住みやすく

「家は末代まで」という言葉があります。家を建てるなら孫子の代で普請をしなくて済むよう、長くもつように、という意味です。「末代まで」という心づもりで吟味された材料で、しっかりとつくられた家は、「安く、早く」つくる今どきの家とちがって、長持ちします。家の一生の方が人の一生より長く、世代ごとにメンテナンスや生活様式の変化に応じた改修を経ながら、家は「住み継がれる」ものでした。

「先祖が建てた大切な家をつぶせない。それもそうなんだが・・」と考え込んでしまう方も多いでしょう。古い家は立派であっても、冬が寒い。北側の暗い台所は、現代の主婦に好まれない。広い割にどの部屋も個室として使えず、プライバシーが確保できない。この古い家が地震に耐えられるのだろうか。次世代のライフスタイルにはあわないのではないか。直すのに莫大なお金がかかるのでは? 古い家へのなつかしさや愛着があっても、さまざまな迷いや心配が先に立ってしまうのも、ごもっともです。

当社では、古民家再生を数多く手がけてきました。これまでご家族が思い出を育み、大切に守り、今や地域の風景ともなっている家を、耐震性、寒さ対策、現代の生活に合った利便性など、すべての面において「よりよくして、住み継ぐ」古民家再生をお約束いたします。「今どきこんな古い家を直せるところがあるはずがない」とあきらめかけておられる方のご相談をお待ちしています。

伝匠舎の受注から工事完成までの流れ 伝匠舎で建物を建てる時の、標準的な流れをご説明いたします。常日頃から行っている安全への取り組みもご紹介しています。

よりよくして住み継ぐための当社からの具体的な提案については「古民家再生のすすめ」をご覧ください。

美しいものしか残らない。古民家を利用した夏涼しく冬暖かい長寿命住宅「甲斐の舎(いえ)」、「甲斐の蔵」のご提案です。

もともとお住まいになっていたご家族が手放された家を、住み継いでくださる方へと縁つなぎする「古民家バンク」事業も行っています。どのように手を入れたら、長く住み継げるかということまで、当社で責任をもって対応します。詳しくは、こちらへ。