トピックス

2025年2月12日

日本伝統建築技術保存会の棟梁研修

棟梁認定証

「棟梁研修」は、日本伝統建築技術保存会の会員(正・準会員)が目指す最高位の資格です。受講資格は、年齢35歳以上(令和7年4月1日現在)で、「伝統建築技能研修(前期・後期)」を修了し技能認定を受けている者に限られます。

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2025年2月1日

土屋華章の新社屋が完成

店舗入り口の暖簾には土屋家の家紋「三つ石畳」。壁の富士山の絵柄は第4代店主の土屋華章が会社の商品を包む包装紙などに用いたもの

土屋華章(つちやかしょう)製作所の創業は1821(文政4)年。初代の宗助が昇仙峡にある金桜神社に足繁く通い、それまで門外不出とされてきた水晶加工技術を会得して、前身の「玉潤堂」を創業しました。

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2025年1月31日

本年も山盧の竹林整備に参加

山盧文化振興財団の理事長の飯田秀実さんを囲んで、毎年、美しくなっていく山盧の竹林を背景に参加者の記念写真

飯田蛇笏翁(だこつおう)と飯田龍太翁(りゅうたおう)が暮らした山梨の俳句の聖地「山盧(さんろ)」で令和6年(2024)12月8日(日)、毎年恒例の竹林整備が行われました。この時期に伐られる竹は含水率も少なく耐久性が良いとされています。

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残した富士吉田市の記憶 O家住宅

竣工(北東面)。蔵は主屋の西側に移築され、主屋は解体され減築され再び建てられた

国道138号線、通称・富士パノラマラインは山中湖村平野から富士宮市朝霧高原へ通じる主幹道路です。金鳥居のある富士道との交差点から、この道を北富士本宮浅間神社方向にしばらく行ったところにO家住宅はあります。

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2024年12月23日

南ア・古民家移築再生工事「S邸」完成

竣工 北東面外観。外部を大壁とし、機密断熱性、耐震性、居住性の高い住宅が生まれた

古来より日本では、古民家の移築が数多く行われてきました。この度、南アルプス市の小高い東斜面で甲府盆地を一望する敷地に、山梨県南部町にあった名門旧家の主屋が移築されました。

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2024年12月16日

専修寺楼門(重文)保存修理工事 完成

専修寺楼門の保存修理工事が完成(正面)

栃木県真岡市にある高田山専修寺(せんじゅじ)は、西暦1225年(嘉禄元年)、親鸞上人が53歳の時、真岡城主 大内氏の懇請により建立されました。親鸞上人が創建した唯一の寺と言われ、浄土真宗発祥の根本大道場として知られています。

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2024年11月30日

諏訪大神社・神楽殿改修工事 完了

諏訪大神社・神楽殿の改修工事が完了

山梨県北杜市長坂町中丸1440にある諏訪大神社の神楽殿は、柱が沈下し傾き、舞台は長年の風雪によって腐朽が進行、毎年四月に行われる祭事での神楽の舞いにも支障をきたす状況に至り、宮司様や氏子皆様の熱意により改修工事が実現しました。

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2024年11月12日

天目山栖雲寺 各所改修工事完了 ②

式典に間に合わせて修理工事の完了した鐘楼堂。屋根は、栖雲寺ご住職縁者の知見様のご奉仕により耐久性の高いチタン材で葺いた

天目山栖雲寺を開いたのは業海本浄(ごっかいほんじょう/1284~1352年)です。1318年に中国(元)に渡り、杭州にあった天目山の中峰明本(ちゅうほうみょうほん)に参じ修行を積み26年に帰国、48年には甲斐の山中に中国の天目山に似た理想の場所を選び、ここに栖雲寺を開きました。

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