4-3. 甲府七夕空襲

美しい城下町だった甲府こそ小江戸、小京都。空襲で灰塵に帰したことが残念でなりません。山梨の明治・大正という時代は記憶から失われてしまいました。

7月6日から7日にかけて美しかった城下町は一夜にして灰塵に帰したのです。

『甲府空襲の犠牲者は1127人、負傷者は1239人、市内を嘗め尽くした猛火は、一晩燃え続け朝になってもくすぶり続けていた。黒い塀と白壁の土蔵の風景は跡形もなく焼け落ち、焦土の中に焼けただれた6階建ての松林軒などのビルが建っているだけであった』

古き良き時代の甲府市街

そのわずか39日後の8月15日終戦。山梨県は尊い人材を失うと同時に美しい歴史の記憶を奪われました。

川越大火

ロンドン大火

甲府七夕空襲