南部の家(解体格納済・再生例あり)
所在地 | 山梨県南巨摩南部町 |
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築年数 | 120年程度 |
階数 | 木造二階建て |
延床面積 | 163.6㎡(一階31.5坪、二階18坪、延坪49.5坪) |
構造 | 伝統工法 |
図面 | →平面図 |
部材価格 | 解体格納済 1,000,000円 |
条件 | 建物のみ(移築再生)売買可能。 弊社HP「古民家情報」内に掲載の古民家・古材の販売につきましては、原則として弊社にての工事施工が条件となりますので、あらかじめご承知おき下さい。 |
主な特徴 | 大黒柱(33cm×41cm)と小黒柱(14cm×20cm)ともにケヤキ材。これらが差鴨居で繋ぎ固められており、天井は土間と和室①が1.1尺ピッチの繁梁となっている。ほか、主要柱は14cmと太いものが使われている。 大黒柱から差鴨居が伸びる姿は民家の力強さを感じさせ、良く磨き込まれた光沢のある柱と整然と並ぶ繁梁が民家の美しさを演出している。 |
再生例 | →1階平面図 →2階平面図 |
建築物を生かして解体することを解(ほど)くといいます。日本では古来、社寺や民家に限らず、時々の事情によって、実に多くの建築物が、現地であるいは移築された新地で再生活用されてきました。そして、それを支えてきたのが伝統工法による建築技術です。伝統工法によって組まれた建築物は、それを解き、組み、また解き、組むのに実にふさわしい造りをしています。そして、後世に実に多くの古建築を残し伝えてきました。