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2019年5月29日

下山大工を語る会が開催される

その他

「下山大工を語る会」案内チラシ

令和元年5月11日(土)身延町の下山地区公民館で下山大工を語る会が開催され、会の中で当社社長の石川が「現代に生きる匠・下山大工~その技と心~」と題して講演をいたしました。

講演では特に、現在消えようとしている日本の伝統的木工技能を伝承していく決意を述べるとともに、環境問題にも言及し、現代、過度にCO2を発生させるのも海を汚すのも、第一に使い捨ての消費文化に問題があること、その解決の方法としては、まず科学技術の進歩による解決に頼る以前に、長持ちする心の通った「ものづくり・家づくり」によって、真に良きものを長く使う風習を養うこと、そして有限な資源の循環リユースを徹底して行うことを、改めて訴えました。

講演をする社長の石川


当社大工棟梁の井上が講演をフォロー


伝匠舎の目標「長生き建築」


下山甚句の歌と踊りで会場が大盛り上がり


パネルディスカッションの参加者は、左から山梨県学術文化財課の久保田氏、身延町文化財担当の深沢氏、下山大工保存会の遠藤氏、当社社長の石川、黒駒フォーラム代表の原氏、司会は黒駒フォーラムの内藤氏


熱心な参加者との意見交換も熱を帯びて


郷土史家の西海さんからも有意義なお話をいただいた