2008年12月4日
伝統民家の神戸波振動実験に立ち合う
12月4日、田舎型の伝統民家の神戸波(阪神淡路大震災と同じ振動)実験を見せていただきました。足元を固定されていることには不条理を感じましたが、不動沈下なしであれだけ揺れて壊れた姿を見てたいへん衝撃的でした。しかし柔構造とはよく言ったもので、元に戻って平然と立っている姿を見て涙がこぼれそうになりました。日本民家の良さはこの後修繕ができることです。傷んだ木部を入れ替え、壁を塗り替えれば元通りに使えます。
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12月4日、田舎型の伝統民家の神戸波(阪神淡路大震災と同じ振動)実験を見せていただきました。足元を固定されていることには不条理を感じましたが、不動沈下なしであれだけ揺れて壊れた姿を見てたいへん衝撃的でした。しかし柔構造とはよく言ったもので、元に戻って平然と立っている姿を見て涙がこぼれそうになりました。日本民家の良さはこの後修繕ができることです。傷んだ木部を入れ替え、壁を塗り替えれば元通りに使えます。
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「天下を旅する剛気の武士、大刀腰に足駄がけ八里の岩根を踏み鳴らす」と歌われた東海道箱根路に古くより旅人を温かくもてなす甘酒茶屋がありました。今回その改築に伴い、大屋根の茅葺き工事が行われています。平成20年11月22日(土)この現場を会場に茅葺き職人である伝匠舎の加々美栄を講師にして茅葺きの体験会が行われました。
11月21日(金)〜11月27日、山脇美術専門学院の山脇ギャラリーにおいて第三回・日本民家の美術展が開催されました。民家に関する写真、絵画、オブジェなどの作品が数多く飾られ、大都会の中になつかしい田舎が出現しました。
伝匠舎からも2点の出品をさせていただきました。
現在、笛吹市八代町に郷土資料館旧として公開されている建物(旧大森銀行八代支店)は、大森嘉四郎(よしろう)が山梨市に建てられたこの建物(明治18年建設)を買い取り現在の場所に移築したもので、明治32年から昭和12年まで住宅兼銀行として利用されていました。大きさは桁行11件、梁間6間、二階建て入母屋造りのたいへん大きく立派な建物です。
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平成20年11月9日身延町下部の金龍山常幸院で晋山式が行われ、深山光信和尚が第二十七世住職となられました。同時に今回の慶事を祝して進められた新庫裏の建設工事が完成し落慶法要が執り行われました。
平成20年11月9日、山梨県身延町下部の金龍山常幸院で新庫裏が完成しました。お寺様らしい清々(すがすが)しくも重厚な作品となりました。内外観とも古風でも断熱・機密性に優れた高性能住宅です。
平成20年11月3日、北杜市明野町にある国の重要文化財「八代家住宅」で8人のチェリストによるコンサートが行われました。主催したのはNPO法人茅ヶ岳歴史文化研究所、協参は八代家当主・八代謹蔵氏です。八代氏自身もチェロを演奏されるということですが、当日は司会進行役に徹しておられました。近隣の方を中心にたくさんの方々が参加され、皆さんでちょっと贅沢な時間を過ごしました。
11月1日(土)奈良県宇陀市文化会館でNPO日本民家再生リサイクル協会が主催する第11回民家フォーラムが開催され、この式典で弊社の「蛮風亭」と「涼風亭」が民家再生奨励賞を受賞しました。
平成20年10月31日、甲州市塩山の冨士山を真南に見る景勝の地に広瀬邸「福々亭」が竣工しました。大屋根や西側の和室にはあまり手を入れませんでしたが、随所に楽しいアイデアが盛り込まれ、見ごたえのある再生工事となりました。設計はアルケドアティス網野隆明氏、工期は約7か月でした。