トピックス

2009年6月15日

安禅寺のご本堂再建工事が竣工

竣工外観

竣工外観

笛吹市石和町にある臨済宗・安禅寺のご本堂再建工事が平成21年5月に竣工しました。敷地面積は637㎡、建築面積は36坪、床面積は29坪、工期は平成20年6月から21年5月までの約1年、工事費は消費税を入れて3500万円、大変ローコストな本堂にもかかわらず、外材は一切使用せず、プレカットもなし、総ヒノキ造りのすがすがしい建築に仕上がりました。設計は㈱天野建築設計事務所、工事中は檀家様、総代役員の皆様方には大変お世話になりました。

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2009年6月6日

今年も民家の学校がやってきた(1)

実際に柿渋に顔料を混ぜて塗料を作る

実際に柿渋に顔料を混ぜて塗料を作る

(第一日 上条集落)

2009年6月6日(土)、7日(日)とJMRA「民家の学校」が今年も伝匠舎を訪れました。
第一日は上条集落にある伝匠舎の民家再生現場で古色付けを勉強していただきました。作業姿の参加者が約40名、今回は実際現場で使用する床板43坪、柱20本に古色を塗っていただきました。勉強会というよりボランティアの実践活動になりました。たいへん助かりました、ありがとうございました。
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2009年6月1日

「北杜の館」N邸が完成

竣工外観(南東面) 外観の大きさは再生前と変わっていない。ソーラパネルを設置し、現代生活に見合うように快適性、利便性を高めている。

竣工外観(南東面) 外観の大きさは再生前と変わっていない。ソーラパネルを設置し、現代生活に見合うように快適性、利便性を高めている。

明治期以降の養蚕型甲州民家の代表的なものです。今回移築した建物も昭和4年に明治期に建てられた近隣の名門主屋を笛吹市春日居町に移築したものでした。今回はまたそこから北西へ約20km、北杜市高根町蔵原の寒冷地に移送しての再生となったため、移築する場の気候に合わせて、強力な断熱・機密化工事を行う必要がありました。

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