2025年11月5日
重伝建「上条集落」選定10周年 記念イベント

秋晴れの下、上条集落の特設会場で行われた記念式典
令和7年11月3日、日本で110番目の重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)「上条集落」の選定10周年イベントが行われました。主催は「上条組」と「上条を活性化する会」、共催は甲州市教育委員会です。

秋晴れの下、上条集落の特設会場で行われた記念式典
令和7年11月3日、日本で110番目の重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)「上条集落」の選定10周年イベントが行われました。主催は「上条組」と「上条を活性化する会」、共催は甲州市教育委員会です。

竣工外観(東南面)
旧畠山一清邸新座敷(広間茶室)は、東京都港区の畠山記念館(旧畠山一清邸)から韮崎市の大村記念公園に移築され、このたび復元工事が完了しました。2023年(令和5年)5月24日には韮崎市有形文化財に指定されています。

専修寺楼門の保存修理工事が完成(正面)
栃木県真岡市にある高田山専修寺(せんじゅじ)は、西暦1225年(嘉禄元年)、親鸞上人が53歳の時、真岡城主 大内氏の懇請により建立されました。親鸞上人が創建した唯一の寺と言われ、浄土真宗発祥の根本大道場として知られています。

式典に間に合わせて修理工事の完了した鐘楼堂。屋根は、栖雲寺ご住職縁者の知見様のご奉仕により耐久性の高いチタン材で葺いた
天目山栖雲寺を開いたのは業海本浄(ごっかいほんじょう/1284~1352年)です。1318年に中国(元)に渡り、杭州にあった天目山の中峰明本(ちゅうほうみょうほん)に参じ修行を積み26年に帰国、48年には甲斐の山中に中国の天目山に似た理想の場所を選び、ここに栖雲寺を開きました。

天目山茶会にて青柳真元住職と丸山恵子先生(表千家丸山社中師範)と伝匠舎社長の石川、背景に見えるのは幻住派の自然庭園「天目山石庭」
中央自動車道勝沼ICから約20分、山梨県甲州市大和町木賊122番地にこのお寺はあります。標高1050m、深い谷間を抜けたこの高みからは富士山の優美な姿が望まれます。

修理工事が完了したご本殿の雄姿
穂見諏訪十五所神社は山梨県北杜市長坂町宮久保にあります。神社の名の由来は、複数の神社や神様を合祀する際に、それぞれの名前をくっつけたために長くなったのだそう。