2010年12月31日
「藤村記念館」明治8年の外観が再現
国の重要文化財「藤村記念館」を武田神社境内からJR甲府駅北口に移築する工事が完成、11月に一般公開されました。この建物は、明治8年(1875年)、現甲斐市睦沢村に学校として建てられました。建設時の県令(知事)、藤村紫朗が奨励した様式であるため「藤村式建築」と呼ばれています。建設当初の大工棟梁は下山大工の松木輝殷(てるしげ)です。 (続きを読む…)
国の重要文化財「藤村記念館」を武田神社境内からJR甲府駅北口に移築する工事が完成、11月に一般公開されました。この建物は、明治8年(1875年)、現甲斐市睦沢村に学校として建てられました。建設時の県令(知事)、藤村紫朗が奨励した様式であるため「藤村式建築」と呼ばれています。建設当初の大工棟梁は下山大工の松木輝殷(てるしげ)です。 (続きを読む…)
大嶽山那賀都神社(だいたけさんながとじんじゃ)は山梨県山梨市三富上釜口にある山中谷深き大社です。平成21年4月19日神事が行われ、境内全域にある社殿の修復工事が着工しました。現在も平成23年度の完成に向けて工事が進められています。このうち平成22年12月29日、拝殿が仮竣工し供用が開始されました。
弊社社長の石川が代表を務める「NPO山梨家並保存会」は平成22年12月19日、小学校高学年の児童を対象に「こども上棟式」を開催しました。笛吹市上芦川の農産物直売所「おごっそう家」の林間地に建てたのは3坪(6畳)の休憩所「わかひこ亭」です。
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弊社社長、石川重人が代表理事をつとめさせていただいているNPO法人山梨家並保存会が主催で、茅葺きのいえづくり体験会をひらきます。大工さんや茅葺き職人さんと伝統的ないえづくり。ぜひ、ご参加ください。
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箱根湯本にある名刹、金湯山早雲寺の鐘楼堂の屋根工事が平成22年12月に完了しました。屋根は茅葺屋根で、長年の風雨で傷みが進んでおりましたところ、住職さまのご要望で何とかあと10年、屋根を維持し使用したいとのことから、差し茅による工事を行うこととなりました。工期は11月〜12月、約2カ月弱の工程でした。
神奈川県足柄上郡で移築民家再生が行われていたS家住宅が11月竣工しました。使用された民家は平成7年に当社が富山県で解体し当社の藤木倉庫にストックしておいたものです。これを施主の瀬戸様が気に入られ神奈川県の自宅に使用されることとなり、2010年移築再生工事がスタートしました。
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上芦川にある二連の水車小屋、上下二輪そろって回ればなかなかの景勝地になることでしょう。このうち下の水車小屋は解体処分の直前で保存されることが決まり、平成22年11月、茅葺き屋根の葺き替え工事が完成しました。工事にあたったのは弊社の若き茅葺き職人・加々美栄。茅葺き職人を志して早10数年、今では立派な茅葺き職人になりました。
平成17年に移築再生された武井家住宅主屋の西隣にご主人のお母様が住んでいる小さな住宅があります。このたびこの離れの再生工事が行われ、平成22年11月に完成しました。 (続きを読む…)
甲州市にある臨済宗の大本山・向嶽寺の仏殿・開山堂の修復工事の落慶式、並びに落慶法要が平成22年10月30日挙行されました。これに伴い方丈玄関へと通じる通用御門も修復され、方丈前の築地塀が改築されました。
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平成22年11月29、30日と諏訪大社で日伝建の研修見学会が開かれ、伝匠舎代表の石川と大工の井上修が参加してまいりました。有名でありながら、なかなか全容を見ることができない諏訪大社の上社本宮と前宮、下社春宮と秋宮をくまなく見学するとともに、諏訪大社の建築に最も詳しい五味先生から興味深いお話をお聞きしました。 (続きを読む…)