トピックス

2012年10月30日

芸術家五人が再生古民家で作品展

作品展当日の2階ギャラリーの様子

作品展当日の2階ギャラリーの様子

平成24年10月26日(金)・27日(土)・28日(日)の3日間、山梨市万力にある再生古民家で芸術家五人による美術展が開催されました。会場となった古民家は平成24年4月に再生工事が完了したばかりで、今回の作品展が民家の初めてのお披露目にもなりました。実は民家の所有者の山下浩氏は出展者の一人である山下岳さんのお父さんで、民家の2階が芸術家のためのギャラリーになっています。今後もこのような楽しい催しが開かれることを期待しています。

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2012年10月29日

甲州民家情報館に「旅猿」の一行が・・・

甲州民家情報館を訪れた岡村さんと東野さん、右端は一行をお迎えしたNPO山梨家並保存会の柳通

甲州民家情報館を訪れた岡村さんと東野さん、右端は一行をお迎えしたNPO山梨家並保存会の柳通

10月28日(日)上条の甲州民家情報館で日本テレビの番組「旅猿」の収録があり、東野さん、岡村さん、出川さん、ジミーさんなどお笑い界のビッグタレントが訪れました。番組の中で岡村さんは茅葺き屋根の古民家が大変気に入ったようで「ここいいじゃん」を何度も繰り返して言ってくださいました。お忍びでも大歓迎です、ぜひまたお越しください。

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2012年10月25日

慈眼寺(重要文化財)で校外学習

文化財建造物保存技術協会の丸本所長から茅葺きの講義を受ける生徒たち

文化財建造物保存技術協会の丸本所長から茅葺きの講義を受ける生徒たち

平成24年10月25日、大月市立猿橋中学校の2学年の皆さんが慈眼寺現場を訪れました。目的は校外学習での職場訪問です。おりしも現場では大工職人と茅葺き職人が本堂の保存修理の仕事をしていました。生徒さんたちは、まず文化財建造物保存技術協会の丸本所長から慈眼寺保存修理工事の概要についてと茅葺き屋根工事の講義を受けたのち、大工の有泉棟梁の指導でカンナ掛けの体験をいたしました。

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2012年10月13日

修理工事を終えた六角堂で切子祭典

南ア沢登地区で行われた六角堂切子祭典の様子

南アルプス市沢登地区で行われた六角堂切子祭典の様子

平成24年10月13日南アルプス市沢登地区の伝統行事である六角堂切子祭典が開催されました。切子は十数枚重ねた和紙を「突きのみ」と呼ばれる刃物で切り込み、伝統的な絵柄や流行の風物を描いて作る工芸品。今年も沢登地区の住民の方々が切子を作って六角堂に奉納し、家内安全や五穀豊穣を祈りました。

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2012年10月5日

富士山登山道の廃屋を調査

3合目にあった全盛期の頃の「見晴茶屋」の絵葉書 英語でDINNER HALL AT SANGOME とある

3合目にあった全盛期の頃の「見晴茶屋」の絵葉書 英語DINNER HALL AT SANGOMEとある

富士吉田市より吉田口登山道の廃屋となった山小屋7棟(大石茶屋・レッキス・大黒小屋・見晴茶屋・早川館・不動小屋・たばこ屋)の調査依頼を受けました。これらの山小屋は1合目から5合目の間にあるもので、富士スバルライン自動車道の開通で忘れ去られ、朽ちて無残な姿をしておりました。富士吉田市では富士山の世界遺産認定に向けてユネスコの諮問機関イコモスの調査員が訪れるのを機に、これらの遺構の記録保存を行い、荒れ果てたイメージの残骸を撤去することになりました。 (続きを読む…)

2012年10月1日

気仙沼で震災復興「男山本店」

曳家され本来の位置に戻った男山本店

曳家され本来の位置に戻った男山本店

2011年3月11日の東日本大震災で被災した歴史的建造物群の修復や保存活用に向けた復興プロジェクトの一環として、津波によって移動した店舗を元の位置に戻す曳家作業が行われました。もと3階建てだった男山本店(登録文化財)は、1・2階部分は津波で流され、3階部分のみが残る状況になっていました。 (続きを読む…)