2010年3月31日
上芦川「農啓庵(どうけいあん)」オープン
弊社社長の石川が代表を務める、NPO山梨家並保存会が事業主体となって再生工事を進めていた茅葺き民家がこのほど完成し、2010年3月31日(水)荻野笛吹市長など来賓をお迎えしオープン式典が行われました。この施設は地域振興のための国土交通省の補助金をいただき、イベントや講習会をたびたび開催しながら工事を進めてまいりました。
弊社社長の石川が代表を務める、NPO山梨家並保存会が事業主体となって再生工事を進めていた茅葺き民家がこのほど完成し、2010年3月31日(水)荻野笛吹市長など来賓をお迎えしオープン式典が行われました。この施設は地域振興のための国土交通省の補助金をいただき、イベントや講習会をたびたび開催しながら工事を進めてまいりました。
練馬区立「石神井公園ふるさと文化館」が平成22年3月27日(土)に開館の運びとなりました。本館の裏に併設された茅葺き民家は、数年前に練馬区内にあった内田家住宅を解体して弊社の藤木倉庫に格納保存しておいたものです。そのようなご縁もあって、今回の復元工事を弊社が請け負うことになりました。設計監理は㈱マヌ都市建築研究所、茅葺き屋根工事は㈱熊谷産業でした。
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甲州市上条の甲州民家情報館に3月9日(火)思いがけない訪問者がありました。会の名前は「アジロンの会」、勝沼の俳句の会の皆さまです。福蔵院から上条集落に上ってくるころから、雨が雪まじりのみぞれになって観音堂で雨宿りなどされていたところ目前の茅葺き民家を発見、懐かしさに立ち寄っていただいたということです。
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「伝匠舎は日本の山を守りたい」…そのために弊社では外国産材を使いません。
「伝匠舎は日本の技を守りたい」…そのために弊社はプレカット工場に出しません。
「伝匠舎は日本の原風景を守りたい」…そのために弊社は伝統的な建築に学びます。
この「三つの守り」を具現化するために、弊社は一つの企画(夢)を立てました。
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NPO日伝建(日本伝統建築技術保存会)では文化庁の22年補助金をいただき、当会の教材として国宝社寺建造物の継ぎ手模型を作製することとなりました。伝匠舎では奈良県の当麻寺本堂を担当し、1/3の大きさの模型を8種類作りました。写真はこのうち2種類の継ぎ手模型です。組んだ状態とほどいた状態の様子をご覧ください。
山梨県韮崎市にあるK邸の現地再生工事が完了しました。母屋は推定明治期の木造二階建、大屋根に養蚕のための突き上げ屋根が付く独特の形状をしています。工事は母屋のほか一部蔵の修理も含んでいます。着工は平成21年の6月、竣工は22年2月、約9カ月の工期でした。設計監理はアルケドアティスの網野隆明氏でした。