2024年3月26日
出雲文化伝承館『独楽庵』茅葺替え
![](https://densho-sha.co.jp/contents/wp-content/uploads/2024/04/d1.jpg)
竣工 中潜りを潜って見える独楽庵外観
独楽庵(どくらくあん)は千利休が京都・宇治田原に建てた茶室です。江戸時代後期に、大名茶人・松平不眛(ふまい)公こと七代目松江藩主・松平治郷が入手、自らの屋敷に移築しておりましたが、幕末の動乱で消失。
竣工 中潜りを潜って見える独楽庵外観
独楽庵(どくらくあん)は千利休が京都・宇治田原に建てた茶室です。江戸時代後期に、大名茶人・松平不眛(ふまい)公こと七代目松江藩主・松平治郷が入手、自らの屋敷に移築しておりましたが、幕末の動乱で消失。
完成 正面外観
「天下を旅する剛気の武士(もののふ)、大刀腰に足駄(あしだ)がけ八里の岩根を踏み鳴らす」と歌われた東海道の難所・箱根八里の癒し所として、江戸の昔より甘酒茶屋はありました。
茅葺き屋根の工事が完了(東北面)
旧関根家住宅は群馬県前橋市にあり、前橋市の有形文化財に指定されています。この度旧関根家住宅の保存修理工事に伴い、その茅葺屋根の修理工事(北面全葺き替え、3面差し茅による葺き替え)を当社が請け負いました。
検定会、実技試験検定の様子
令和5年度、当社の二人の茅葺職人が、(公益)全国社寺等屋根工事技術保存会の認定する主任文化財茅葺師を目指し、兵庫県丹波市山南にある「ふるさと文化財の森センター」で検定試験に臨みました。
「みちのく民俗村」の里山風景
令和5年9月19日(火)、20日(水)と岩手県北上市にある「みちのく民俗村」で、(公社)全国社寺等屋根工事技術保存会の主催する第25回茅葺フォーラムが開催されました。
桁行三間、梁間三間の光堂。寄棟の茅葺屋根が美しく蘇った
宝珠院(ほうじゅいん)は千葉県印西市小倉にある天台宗の寺院です。平安時代前期の9世紀後半に開かれた古いお寺ですが、現在はこの観音堂のみが残っています。
上空より見る、茅葺屋根の修理の状況
南アルプス市西南湖にある安藤家住宅は、江戸期には西南湖村の名主を務めた旧家です。主屋は宝永5年(1708年)に建造された建物で、昭和51年に国の重要文化財に認定されました。
美しい山林を背景に佇むT家住宅と正面門。塀は当家に残る古写真を元に復元された
静岡県富士宮市麓(朝霧高原)にあるT家住宅は背後(北側)によく整備された美しい山林を背負い、東に壮大な富士山を仰ぐ絶景の地にあります。
美しいたたずまいの四万温泉田村旅館、館内にある幾つもの温泉がたいへん有名
群馬県中之条町には私どもと同様に伝統建築を生業とする仲間がいます。株式会社 町田工業はこのほど、おなじく中之条町にある四万温泉田村旅館の茅葺屋根修理工事を請け負われました。