2007年6月5日
富士信仰『御師の家』修保完成
2007年3月30日、富士吉田市の指定文化財(2008年1月に県文化財に昇格)「外川家住宅」の保存修理工事が完成しました。外川家は、大江戸から「富士講」という富士山信仰の旅人を受け入れていた御師(おし)の家です。
昨年の8月1日から8ヶ月の工期でしたが真冬の厳冬期を越えての工事であったため、工程管理に難しさがありました。富士吉田市、文化財建造物保存技術協会ならびに中村建築技術研究所の適切なご指示をいただき無事に完成することができました、ありがとうございました。
工事の途中、富士山が世界文化遺産の候補になりましたが、この中の歴史的な遺産に外川家住宅が含まれることになり、関係者一同たいへん驚きながらも励みになりました。
竣工外観 玄関へのアプローチ
大江戸から大勢の旅人を受け入れていた
富士講が盛んになり旅人が増えて、東側に増築された新館
墨書のある部屋から上段の間の床を見る
6月10日、日本民家再生リサイクル協会「民家の学校」の皆さんが研修に見えました。富士吉田市郷土資料館の堀内課長さん、外川家のことなら何でも知っています。この日もたいへん有意義なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
堀内課長さんを囲む「民家の学校」の皆さん
「外川家のことなら、何でも訊いてください!」