2007年12月22日
恵林寺の環境整備が進む
恵林寺の旧浴室棟および車庫新築工事が完了しました。
旧浴室棟は年代不詳の建物でおそらく、明治から 昭和初期ころの範囲には入ると思いますが、俗に言う五右衛門風呂、薪を燃して大釜のお湯を沸かしていました。
現在ではすでに沸かすことはせずにガスボイラーを設置して、雲水さんたちが作務などの労働の後の汗を流すのに使用しています。正面に花頭窓を設けた大変風情のある建物で、たいへん貴重なものです。
車庫棟を東裏面から見る、壁は杉板の縦張り
入り口は杉板の両引きのハンガードア
引き手は自然木を利用
柱は鞍馬石(着色品)に石場建て
浴室棟の正面にかかげられた額