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2008年11月18日

NPO山梨家並み保存会:旧大森銀行調査

旧大森銀行八代支店外観

旧大森銀行八代支店外観

現在、笛吹市八代町に郷土資料館旧として公開されている建物(旧大森銀行八代支店)は、大森嘉四郎(よしろう)が山梨市に建てられたこの建物(明治18年建設)を買い取り現在の場所に移築したもので、明治32年から昭和12年まで住宅兼銀行として利用されていました。大きさは桁行11件、梁間6間、二階建て入母屋造りのたいへん大きく立派な建物です。

NPO山梨家並み保存会では、今回この建物を国の登録文化財に申請するための調査研究をさせていただくことになりました。実質調査を担当していただきましたのは、工学院大学建築学科の後藤研究室の学生さん達で、その陣頭指揮をされたのが当会顧問の後藤治教授です。

調査は延べ4日間、延べ30人に及ぶ大掛かりなもので、その後この報告書をまとめられたのは同大学学部4年の細野美希さんです。

山梨家並み保存会では、これら調査員の宿泊や食事などの支援をさせていただきました。

登録文化財申請のための調査報告書表紙

登録文化財申請のための調査報告書表紙

実測平面図と建物概要解説文(報告書本文の一)

実測平面図と建物概要解説文(報告書本文の一)

実測正面姿図(報告書添付資料の一)

玄関前で関係者スタッフ一同

玄関前で関係者スタッフ一同

現場で天井高さを実測している細野美希さん

現場で天井高さを実測している細野美希さん