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2009年11月10日

練馬区の公園に古民家を組み立ててます

再び組み立てられた古民家

再び組み立てられた古民家

旧内田家住宅は、練馬区中村にあった明治20年代初頭の建物と推定される古民家です。練馬区内に現存する数少ない茅葺き民家として、練馬区の有形文化財に指定されています。建物をいったん部材ごとに分解し、必要な調査を行った後、修復や補強などを施しました。

その後、石神井公園ふるさと文化館の付属施設として、池淵史跡公園に移築復元しているところです。工事に当たっては昭和戦前期の姿に復元する予定です。工事発注者は練馬区と練馬区教育委員会、設計管理は㈱マヌ都市建築研究所、施工は伝匠舎㈱石川工務所、屋根工事は㈱熊谷産業の協力をいただいています。平成21年度工事で、平成22年3月には建物が完成の予定です。

さる11月8日(日)に建築の木組みの様子を見ていただく見学会が練馬区の主催で行われました。写真はその時の様子です。

参加者に伝統工法の木組みの継ぎ手や仕口の説明をするスタッフ

参加者に伝統工法の木組みの継ぎ手や仕口の説明をするスタッフ

継ぎ手や仕口の模型 組まれた状態

継ぎ手や仕口の模型 組まれた状態

継ぎ手や仕口の模型 分解された状態

継ぎ手や仕口の模型 分解された状態

説明を受けながら小屋組に見入る参加者

説明を受けながら小屋組に見入る参加者