2010年2月25日
「国土交通省住宅局長賞」受賞
山梨も他に無い伝統的な民家の形がある。甲州民家のデザインの特徴は切妻屋根である。弊社の新しい住宅はこの切妻屋根を積み重ねて構成されている。使われている大断面の大黒柱や曲梁などの木材は全て和材であり、県産材も多い。これを弊社では大工職人の育成のためにあえてプレカット工法を行わず全て手加工をする。日本の風土の中で育った木材は優秀だ、それを証明しているのが古民家の古材である。弊社の民家の再生工事では、古民家の優れた古材をリユースする、しかしこの場合使用する50%以上の木材が優秀な日本の新材である。
平成22年2月25日、弊社は(財)日本住宅・木材技術センターの「住宅・木材振興表彰」を受けました。この中で弊社がいただいたのは国土交通省住宅局長賞です。
授賞理由は次のように書かれてありました、「甲州民家を中心とした古民家の現地再生及び移築再生への取り組みや地域材及び地域技術・工法の積極的な活用を通じた地域の美しい景観保全に貢献するとともに、大工、茅葺き職人の育成、ワークショップ開催による木造建築の良さの普及等に関しての取り組みを高く評価。」