2010年5月1日
大明見K邸:古民家再生工事が竣工
K邸は富士吉田市の大明見にある梁組のたいへん美しい古民家でした。それらの重厚な化粧構造材の骨組みをいかして平成21年4月に民家再生のための設計業務を開始、同年8月に工事契約を締結、このほど工事が完了し竣工の運びとなりました。設計では寒冷地であるため外断熱温熱循環システムを取り入れ冬もたいへん暖かい省エネ民家といたしました。また道路に玄関が隣接するほど前庭に余裕がなかったため、北側裏に建物を曳き屋移動し、南側に十分な空地が生まれました。工事は追加工事など含め平成22年4月に竣工、工期は設計を含めて12ヶ月、純粋に工事期間だけでは8ヶ月の工程でした。