2011年6月28日
美しい震災仮設住宅in福島
福島第2原発から約43km、いわき市に建設中の仮設住宅建設のお手伝いに弊社の大工・長坂正嗣が着任しています。この仮設住宅の設計者は里山建築研究所(筑波大教授)の安藤邦廣先生です。仮設住宅でありながら緩やかな曲線上に配置された162戸の家並みは美しくすらあり、深い軒と多目的なロフトを持つこの木造住宅は日本の伝統的な板倉構法の伝統を受け継ぎながらも、人間的でかつ使い勝手の良い最小限の住宅建築となっています。
弊社への大工派遣の依頼は安藤先生から直々のもので、たいへん光栄に感じますとともに歴史的な現場に参加できることに誇りを感じている次第です。