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2011年6月28日

美しい震災仮設住宅in福島

その他,施工例 — タグ:
仮設住宅でありながら美しい家並みを形成する景観

仮設住宅でありながら美しい家並みを形成する景観

福島第2原発から約43km、いわき市に建設中の仮設住宅建設のお手伝いに弊社の大工・長坂正嗣が着任しています。この仮設住宅の設計者は里山建築研究所(筑波大教授)の安藤邦廣先生です。仮設住宅でありながら緩やかな曲線上に配置された162戸の家並みは美しくすらあり、深い軒と多目的なロフトを持つこの木造住宅は日本の伝統的な板倉構法の伝統を受け継ぎながらも、人間的でかつ使い勝手の良い最小限の住宅建築となっています。

弊社への大工派遣の依頼は安藤先生から直々のもので、たいへん光栄に感じますとともに歴史的な現場に参加できることに誇りを感じている次第です。

板倉仮設住宅の配置図

板倉仮設住宅の配置図

6月12日早朝・伝匠舎の駐車場にて。「がんばってきてください」と奥様に励まされたそうです。ご理解ある奥様に感謝!

6月12日早朝・伝匠舎の駐車場にて。「がんばってきてください」と奥様に励まされたそうです。ご理解ある奥様に感謝!

ほぼ完成した板倉仮設住宅の外観

ほぼ完成した板倉仮設住宅の外観

6月27日社長・常務等含む6名で現場へ。中央紺のTシャツが長坂、現場の所長さんから「素晴らしい働きと」お褒めの言葉を(感涙!)

6月27日社長・常務等含む6名で現場へ。中央紺のTシャツが長坂、現場の所長さんから「素晴らしい働きと」お褒めの言葉を(感涙!)

現場視察の様子、ロフトへ通ずる階段が見える

現場視察の様子、ロフトへ通ずる階段が見える

狭い住宅にロフト空間はありがたいもの、多目的に利用できそうなロフトより一階を見下ろす

狭い住宅にロフト空間はありがたいもの、多目的に利用できそうなロフトより一階を見下ろす