2013年7月15日
甲州市で気仙沼復興のシンポジウム
平成25年7月14日、山梨県甲州市で (財)日本ナショナルトラストが主催する「尾形家住宅保存プロジェクト(宮城県気仙沼市)」の一環として『故郷で守りたいものがある〜被災地で歴史ある風景を残すために〜』というシンポジウムが開催されました。
尾形家は東日本大震災の津波によって被災しましたが、幸いにも屋根の部分は100m移動して無事に残っていました。当社は、現地の瓦礫の中から回収された部材を甲州市の神金作業場で保存・管理を担当。柱や梁の修理を行っていましたが、今回のシンポジウムにあわせ仮組をして展示しました。また当日は修理の様子をお見せする公開修理も実施。みなさん熱心にご覧になっていました。
参加人数は約120人。たくさんの方々にお集まりいただき、午前中の会場となった甘草屋敷に入り切らない程でした。気仙沼の復興の象徴となる“尾形家住宅”。再建の道は楽ではないかもしれませんが、復興の仲間と力を合わせともに頑張っていこうと思います。