2013年9月5日
一関市千厩町の美しい古民家(社長岩手旅日記)
・・・社長岩手旅日記・・・
8月24日、私は岩手県一関市で行われた「茅葺きの里見学研修会」に参加してきました。この研修会は(社)日本茅葺き文化協会が主催するもので、8月24、25日の二日間の日程でしたが、今回はスケジュールの都合で残念ながら24日のみの参加となってしまいました。
今回訪ねたのは、伊達藩の文化が残り茅葺き民家が数多く点在する、岩手県一関市千厩町(せんまやちょう)の“県指定文化財村上家住宅”です。茅葺き屋根の古民家で、建てられたのは江戸末期の1800年前後。岩手県といえば南部地方にある、馬屋と主屋が一体となったL字型の住宅“遠野の曲がり屋”が有名ですが、こちらは主屋と馬屋が別棟になっています。
この家の当主の村上和子さんは私の古くからの友人で、お会いすることができました。和子さんは平成21年に発足した、この地域の「茅葺き民家を残す会」の会長も務め、茅葺き民家を残すための啓蒙活動や、屋根葺き職人の育成などの活動を積極的に行っています。
今回は慌ただしい訪問となりましたが、今度はゆっくりと訪れたいと思いつつ家路につきました。