2013年10月22日
築100年の蔵がギャラリーに
10月21日、当社がかつて改修を行った須藤家の蔵が、ギャラリーとしてオープンするということでお伺いしました。この蔵は画家、須藤貘(すどうばく/1915〜92年)氏の自宅敷地内にあったもので、貘さんが亡くなられた後の1999年に改修が行われていました。
県内文化の発展を願い続けた貘さんの遺志を継ぎ、ご長男の譲さんと奥様の千鶴さんご夫妻により3年前からギャラリーにするべく蔵内の改修を開始。
床張りや照明の取付けなどを徐々に進め、この度、画廊としてオープンとなりました。オープニングは山梨美術協会会員としても活躍する千鶴さんが描いた油彩画個展で、10月末まで開催されています。
土・日・月のみ開かれるギャラリーで、昔この家が「あぶらや」という屋号で呼ばれていたことから「ギャラリー甲府 あぶらや 土・日・月」と名付けられたそう。今後も「芸術作品の展示はもとより幅広い交流場所として開放したい」とお話しされる千鶴さんの笑顔が印象的でした。