2014年12月27日
海老名の蔵移築再生
平成15年の9月、主屋(しゅおく)の移築再生工事でお世話になった施主のY様から連絡をいただき、スタッフ一同でお訪ねしました。すると太くて立派な棟木の蔵の部材が一式、屋敷の駐車場に積み置きされており「良い蔵なので、主屋の裏側に建てたい」とのご希望でした。
とりあえず山梨にある弊社作業場へ部材を搬送し、腐朽箇所の修理を始めました。
建設場所は神奈川県海老名市で少々遠隔地であるため、主屋の時と同じく、弊社の得意とする古民家のフレーマーとして技術で、建て方上棟までを担当、上棟してからは地元の優良工務店が引き継いで工事を仕上げるという2社の連係プレーで工事は進行しました。
工事の着工は平成25年6月、弊社が担当した建て方上棟の完成は平成26年8月、引き継いだ工務店により工事が完成したのは同年12月でした。延べ1年と7か月の工程でした。