2015年10月7日
買い替えができないMITSUOKA車
富山県にある、日本で一番小さい自動車メーカー。今から13年前(平成14年)、商工会の研修旅行で富山県に行った際、立ち寄った光岡(MITSUOKA)のショールームで見つけて一目ぼれ、その場で購入することを決めました。
ただしこの車、平成12年から沖縄でレンタカーとして使用されていた中古車とのこと、新車はすでにどこにもありませんでした。
車の名前はユーガ、名前の通りたいへん優雅なフォルムをしています。実はこの車、元は日産のキューブだったのです。その改造車がユーガなのです。主要な部分は日産ですから安心です。ただエンジン出力は1500cc、4人で乗って急な坂道を登るとちょっと苦しいのです、また高速道路でスピードを出した時、尻を左右に振られたことが今までに2度ありました。改造されて少しバランスが悪くなったユーガでありましたが、不思議に何年載っても飽きないのです。
さすがに5年乗って、毎日仕事で長距離を走る私がこのまま乗っていると壊してしまうと思い、私は、やはり光岡の車であるビュートを新車で買いました。しかし、この時、私はユーガを手放すことがどうしてもできず、これを母に譲り、母の車を下取りしてもらいました。
ビュートは1500ccですがターボを搭載して大変力強い走りをします。よく外車かと間違われますが、光岡製の国産車です。というか、実はこれは日産のマーチの改造車なのです。
改造するところで人間の手仕事の妙味が加わるためか、8年乗っても全く飽きません。よく車検時に代車としてお借りする最近のハイテク車では、申し訳ないが2日も乗れば飽きてしまうのに…。
このビュートもすでに13万kmを超えています。このまま私が乗り続ければおそらく壊してしまうので、何か良い車にと思うのですが、ビュートを下取りに出すことができません。はたしてどうしたものか、何か良いアイデアは無いものか、悩ましい昨今ではあります。