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2016年5月25日

丸藤葡萄酒工業の社屋が上棟

棟木が上がった社屋正面の様子

棟木が上がった社屋正面の様子

「ルバイヤート」の商標で世界水準ワインを生産する丸藤葡萄酒工業株式会社は、1890年(明治23年)創業。親子4代にわたりワイン造りに取り組んでいる、小規模ながらこだわりの老舗ワイナリーです。

ブランド名「ルバイヤート」は、かつてのペルシャ詩人たちが詠んだ四行詩にちなんだもので、詩人の日夏耿之介(ひなつこうのすけ)が命名。「酒を飲め、これぞ永遠の生命なり、いまこの時を愉しめよ、これぞ真の人生なり」まさに明治のロマンが香り立つ名です。

丸藤葡萄酒工業株式会社がある山梨県甲州市勝沼町は、1000年の歴史を経た葡萄栽培と日本では最も古いといわれるワイン産業で栄えてきた、いわゆる日本のワインの発祥地です。

その歴史を今に伝える大村家の自宅が敷地内に残存、この古民家を再生し社屋事務所棟としてリユースする事業を伝匠舎は請け負いました。

竣工正面予想図

竣工正面予想図

社屋内観(2階より見る内観軸部材)

社屋内観(2階より見る内観軸部材)

弊社の大工職人・清水進。神奈川県の社寺を手掛ける工務店で修行の後、伝匠舎に勤務。 ご家族が見学に来たので記念撮影。

弊社の大工職人・清水進。ご家族が見学に来たので記念撮影

清水は、神奈川県の社寺を手掛ける工務店で修行の後、我が伝匠舎にやってきました。

平成27年10月より設計に着手、同年12月20日地鎮祭を挙行し工事に着手、このたび平成28年5月20日(吉日)に無事上棟の運びとなりました。完成は平成28年12月の予定です。