トピックス

2023年12月24日

杣口・金桜神社拝殿の上棟式

関係各位全員集合して記念写真

山梨県と長野県の県境に位置する奥秩父連峰の盟主である金峰山(きんぷさん)は標高2,599m、古くから信仰の対象として恐れ崇められてきました。

完成予想図(正面立面・東面立面)

金峰山信仰の里宮としては県内最古に属すると言われる金櫻神社(かなざくらじんじゃ)が山梨県山梨市牧丘町の杣口(そまぐち)にあります。「杣」とは木材を切り出す山のことで、その入り口にあることから「杣口」という名がついています。

上棟式のクライマックス。棟梁の掛け声に合わせて、参列者が棟木に掛けられた綱を引き棟木を納める祭事

同時に棟梁の「千歳棟、万歳棟、永々棟」の掛け声で屋根の上に上った二人の大工が棟木を2度ずつ叩く棟納の儀が行われた

製材し自然乾燥した木材を加工する様子

向拝の柱頭に置かれる斗肘木(ますひじき)の組み物

向拝正面に架かる虹梁の唐草文様を彫る様子

2023年12月23日、拝殿工事の上棟式が関係各位の多数出席するなかで盛大に挙行されました。

ご本殿の前に組み上がった拝殿の骨組み

左から宮大工の井上、監督の塩野、宮大工の石川、水口、志村