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2012年10月5日

富士山登山道の廃屋を調査

3合目にあった全盛期の頃の「見晴茶屋」の絵葉書 英語でDINNER HALL AT SANGOME とある

3合目にあった全盛期の頃の「見晴茶屋」の絵葉書 英語DINNER HALL AT SANGOMEとある

富士吉田市より吉田口登山道の廃屋となった山小屋7棟(大石茶屋・レッキス・大黒小屋・見晴茶屋・早川館・不動小屋・たばこ屋)の調査依頼を受けました。これらの山小屋は1合目から5合目の間にあるもので、富士スバルライン自動車道の開通で忘れ去られ、朽ちて無残な姿をしておりました。富士吉田市では富士山の世界遺産認定に向けてユネスコの諮問機関イコモスの調査員が訪れるのを機に、これらの遺構の記録保存を行い、荒れ果てたイメージの残骸を撤去することになりました。 (続きを読む…)