2007年12月23日
伝匠舎 植林事業に協賛
11月23日、松くい虫の被害にあっている甲州市の「塩の山」の赤松を守ろうと「塩の山赤松を守る会」は塩の山で赤松の植林活動を始めました。塩の山は標高553mでJR塩山駅の北西に位置、山梨県の森林100選にも選ばれた美しい松山でした。
長年、その景観が市民に愛されてきましたが、徐々に松くい虫の被害が広がり、何度か山林火災などもあって、広葉樹が次第に繁茂し往時の面影が失われつつあります。
同会は今年6月に発足し、現在の会員は市内外の有志230人。発足後初めてとなる植林活動には約80人が参加し、中腹の斜面に穴を掘って百十本の赤松の苗木を植えました。
当社はちょうどそこが社屋の裏山になることもあり、この事業に賛同、些少ではありますが寸志を同会に寄付するとともに、この日は社長以下4名で植林作業に参加してまいりました。
昔の「塩の山」はこんなに美しい松山でした(撮影日時不詳)
来賓として甲州市長様、地元選出の県議様も参加。塩の山の所有者で同会の相談役の向嶽寺の管長様からご挨拶がありました。
作業に先立って植林の方法の説明がありました。
慣れない手つきでクワやスコップを握る当社の木下と石川
同じく田辺。当社の女性軍が大活躍
結局、専門家に手伝っていただきながらも数本の松を植えました。松は松くい虫に抵抗力のある品種だそうです。無事に育ってほしいものです。