2015年2月18日
「山梨県庁別館」創建時の昭和初期の姿に
玄関ホール 弊社は木製建具の修理を担当
山梨県の指定文化財県庁別館は、1930年（昭和5年）竣工の鉄筋コンクリート3階建ての建物です。今回の耐震改修工事では、戦後に増築された4階を撤去、残された図面や写真をもとに創建時の昭和初期の姿が復元されました。
このうち弊社が担当したのは木工事と木製建具工事です。工事着工は平成26年3月、完成は平成27年2月、約1年がかりの工程でした。
旧正庁。最も格式の高い部屋として重要な式典などに利用された。弊社は天井補強、床大規模修理、演壇新設、木製建具修理などを担当
演壇を欅（ケヤキ）材で新設。床は矢羽根の寄木張り仕上げ
旧知事室 床の大規模修理、木製建具の修理などを担当
旧知事応接室 床の大規模修理、木製建具工事などを担当
旧内務部長室 床の大規模修理、木製建具工事などを担当
暖炉まわり詳細
旧正庁 工事着工前の寄木床の惨状
旧正庁 床の修理工事を始める