2018年5月3日
丹波篠山の古民家 感動!時間が止まる
平成30年2月21日(水)22日(木)の二日間、兵庫県丹波篠山の丸山集落を訪ねました。
朝7時40分の電車で山梨を発ってから7時間、京都駅からレンタカーに乗り継いで丸山集落についたのが午後2時30分。さっそく荷物をもって今晩宿泊する古民家の玄関をくぐり、奥深い土間をしばらく進むと、大土間とそれに続きの居間(板の間)がありソファーが2脚配されていました。
この日は粉雪も舞う寒い日で、身を震わせながら土間を進み居間のソファーに腰かけると…何台もの稼働する暖房機と床暖房の敷物のせいか、ことのほか室内は暖かく、お茶とお饅頭の接待をいただいて一息入れると、何とも言えぬなつかしさが込みあげてきます。「何もしないでこのままでいたい」という欲求と、深呼吸のごときため息で、私の時計の針は止まってしまったのであります。
やや睡眠障害を持つ私ですが、その晩は旅の疲れもあってかたいへんよく眠れました。ただ、それは私には古民家が持つパワーであるかのように思えたのです。翌朝、集落のお姉さまに支度していただいた朝食は、黒豆をはじめとする地域の食材にあふれていて美味でした。こんな生活をしていたら長生きもするだろうと思えた次第であります。