2007年12月10日
民家フォーラム2007(その1)
12月の1日2日、東京・池袋の重要文化財、自由学園明日館(みょうにちかん)で「民家フォーラム2007」が開催されました。お天気にも恵まれ2日間で約400人名の参加がありました。JMRA10年のあゆみや、さまざまな取り組みを紹介する展示のほか、曳屋の実演や、民家再生相談なども行なわれました。
シンポジュウムでは筑波大学の安藤邦廣教授が「民家を守る意味」として「民家は日本の風景であり、日本の社会である、互助的な地域社会、教育、福祉、環境、生き方、ライフスタイルなど日本に残るべきものがちゃんと残るシステムを構築しなければならない」としてJMRAへの期待を話されました。
また、同日行なわれた民家再生奨励賞の授賞式では、当社の関係する物件としては松前俊顕さんの「桃源郷の家」と竹森健一さんの「山中湖山荘」が表彰を受けました。
会場となった自由学園・明日館は、巨匠フランクロイドライトの作
シンポジュウムで語る安藤邦廣教授
民家再生奨励賞の表彰を受けた皆様
民家再生奨励賞、山中湖山荘で受賞した賞状
受賞記念のプレートを持つ松前さん(左)と竹森さん
設計のO設計・大沢匠さんと伝匠舎代表の石川(左)が加わって記念写真