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竣工、和の佇まいを見せる外観。壁は葡萄の木の皮が練りこんである土壁仕上げ

甲州市勝沼町の原茂ワイナリーでは、かねてより懸案とされていたWCを新設する工事がこの度行われました。また加えてワイン倉庫（中温庫）の増設工事も行われています。

今日まで甲州の伝統的な古民家である主屋の再生工事に始まり、古い蔵をセラーに改装する工事、北側にあった鉄骨倉庫を冷蔵倉庫に改修する工事、さらに隣接してワイン製造を行っている工場の模様替え工事などが行われてきました。

WC前の広い縁空間は雨の日にも安心快適。サイン灯にはアンティークガラスを使用

最近の傾向で外国からのお客様も増える中、WCの外観は真壁造りの和の佇まい！に対して、室内空間はモダンな意匠と設備を備えたハイテクWC、それがワイナリーを訪れるお客様、特に女性の皆様には大変好評のようです。

いよいよ設備も充実して、高水準の勝沼ワインが「おもてなし」の心で提供されている美味しい話題です。

個室として1.3坪の広さがある女子トイレ①・②。壁はコンクリートにウレタン塗装仕上げ、カウンターと鏡は広く大きい。水栓はダイソン、手洗いとドライヤーの一体型！

1.5坪の広さを持つ多目的トイレ。設備は女子トイレと同様だが、加えてベビーベットとダイソンのハンドドライヤーが！

こちらは男子トイレ

竣工、ワイン倉庫（中温庫）。基礎共に厚い断熱材が施工され、オーバーハングする断熱シャッターが組み込まれた

工事の着工（準備工事）は平成28年12月、完成は平成29年12月、約1年に及ぶ工程でした。