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2026年2月28日

南ア→北杜 移設新築古民家K邸完成 その2

竣工(裏北西面)
窓から見える甲斐駒ヶ岳の雄姿は美しい

外部は漆喰塗りの外断熱壁で閉じ、内部は木材表しで木が呼吸する省エネ蔵型住宅。室内の化粧構造材は木柄太く見事で、今後200年の鑑賞に堪えうるものです。

伝匠古材ギャラリーから、布袋様の棟飾りを記念寄贈し取り付けた

ダイニングホールは、約13坪26畳の広さで、天井半分(南アルプス側)が大きな吹き抜けになっています。

玄関入り口から見るダイニングホール

ペレットストーブ側から見る

吹き抜け空間を階段上部より望む

『置屋根』(おきやね)は、土蔵でよく使われてきた伝統的な手法で、火災から中身を守るために土で固めた土天井の上に、雨を防ぐための置屋根を載せます。二重になった屋根の間に広い空気層(通気層)ができるため、優れた断熱・遮熱性も期待できます。
しかし、設計期間中に八ヶ岳颪(おろし)の強風を体験し、実際の置屋根を断念。二重の屋根のクリアランスを室内に取り込み、二階の天井高を上げた置屋根式の外観は、近隣地域の蔵の伝統的な形状として残りました。

2階 寝室

1階 和室(洋風)8帖

1階 キッチン

1階 洗面所

工事の着工は令和7年(2025年)3月、完成は追加工事も含めて令和8年(2026年)2月、約11か月の工程でした。