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2008年4月20日

松前山荘 納屋を草庵茶室に再生

茶室の前で集合、右端が山荘の所有者の松前氏

茶室の前で集合、右端が山荘の所有者の松前氏

4月20日(日)午後1時から松前山荘の離れで茶会が開かれました。この茶室、元はさもない納屋・・・それがなぜ茶室に生まれ変わったかといえば、日本民家再生リサイクル協会のJMRAお助け隊の活躍があったようです。

昨年8月に「土を極める」プロジェクトが松前山荘で行われ、ここでは竹小舞(土壁の下地)を作り、これに荒壁を付ける実習が行われました。その後秋には中塗り、年末には銅の炉檀と炉縁を入れ、炉部分を切った古畳を敷き、新年に入り、内山さんの見立てで水屋箪笥と屏風をしつらえたとのこと。築60年程の小屋が再生により土のやさしい手触りの草庵として息を吹き返しました。

松前山荘からの眺め、桃の花が真っ盛りでした

松前山荘からの眺め、桃の花が真っ盛りでした

和服姿がよく似合う大沢さんと茶会亭主の内山さん(向かって右)

和服姿がよく似合う大沢さんと茶会亭主の内山さん(向かって右)

茶室内観

茶室内観

床の飾り付け

床の飾り付け