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2012年12月17日

久遠寺総門の修理工事が完了

法務部長の奥野本洋様によって落慶法要が執り行われました。

横山義弘執事様によって落慶法要が執り行われた

久遠寺28世日奠上人が寛文5年(1665年)に建立した身延山久遠寺の総門は身延町の文化財に指定されていて、正面扁額には36世日潮上人の筆になる「開会関」の文字が記されています。平成24年12月17日、保存修理工事が完成し竣工式が執り行われました。工事着工は6月、竣工は11月、約半年の工程でした。

竣工 道路から冠木の下端まで4.2m以上あって、大型バスもくぐる大きな高麗門形式の総門です。

竣工 道路から冠木の下端まで4.2m以上あって、大型バスもくぐる大きな高麗門形式の総門

竣工 扁額「開会関」(かいえかん) 開会とは、一切の人々は法華経の信仰によって仏になるとの意味から、この門を入ることによって仏さまの世界に入っていくことを示しているという。

竣工 扁額「開会関」(かいえかん)開会とは、一切の人々は法華経の信仰によって仏になるとの意味から、この門を入ることによって仏さまの世界に入っていくことを示しているとのこと

竣工 傾いた控え柱もほぼ直り、美しい外観となった総門。

竣工 傾いた控え柱もほぼ直り、美しい外観となった総門

保存修理工事のため仮設の上屋が架けられ、シートに覆われた総門。

保存修理工事のため仮設の上屋が架けられ、シートに覆われた総門

文化財建造物保存技術協会様といっしょに久遠寺様から感謝状をいただきました。

文化財建造物保存技術協会様といっしょに久遠寺様から感謝状をいただいた

関係者一同そろって・・・。たいへんお世話になりました。

関係者一同そろって・・・たいへんお世話になりました