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2013年7月31日

西方(さいほう)寺本堂と薬師堂の耐震改修

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耐震改修された竣工後の本堂外観。

耐震改修された竣工後の本堂外観。

平成25年7月31日、山梨県大月市にある金花山西方寺の本堂と薬師堂の耐震改修工事が完了しました。当社として遠妙寺、佐久神社、大公寺に続いての耐震改修工事でした。今回の本堂の工事は、耐圧板で基礎を新設し、制振ダンパーを取り付けるというものです。この制振ダンパーは、木造在来軸組工法の建物であれば新築・改築を問わず、低コストでメンテナンスも要らず軽量で、わずかな工期で取り付けることができる大変優れた耐震工具。わずか15cm程の金具ですが、広さ約52㎡の西方寺本堂には56箇所に設置することで耐震効果が見込めます。

また、薬師堂は基礎工事に加え、耐力壁による耐震改修を行いました。本堂、薬師堂のどちらも大規模な改修工事ではありませんでしたが、近年予測される大地震に備えることができる耐震改修工事となりました。

工事期間は平成25年3月〜平成25年7月、約5ヶ月の工程でした。

耐震改修された竣工後の本堂内観。

耐震改修された竣工後の本堂内観

今回の工事に使用されたダンパーの特長。

今回の工事に使用されたダンパーの特長

ダンパーの設置位置図。

ダンパーの設置位置図

それぞれの前面に唐草模様の目隠し板を取り付けました。

それぞれの前面に唐草模様の目隠し板を取り付けた

裏側には制振ダンパーが仕込まれています。

裏側には制振ダンパーが仕込まれている

耐震改修された竣工後の薬師堂外観。

耐震改修された竣工後の薬師堂外観

耐震改修された竣工後の薬師堂内観。

耐震改修された竣工後の薬師堂内観

耐震改修された竣工後の薬師堂内観。

耐震改修された竣工後の薬師堂内観