2025年6月30日
寿徳寺本堂の耐震改修工事が完成

昨年完成の玄関、右奥に今回完成した本堂の雄姿
令和4(2023)年4月~令和6(2024)年、約1年かけて行われた寿徳寺の庫裏・玄関の耐震改修工事に続いて、このたび本堂の耐震改修工事が行われました。

耐震改修工事の完成した寿徳寺の本堂

工事着工前の本堂の様子

正面入り口から完成した内観を見る
主な工事内容は、耐圧盤コンクリートスラブの打設、これを頼りとして建物の不陸や柱の傾きの調整したのち、柱と土台の接合部には制振リング金物を配し、外壁面には荒壁パネルを使用して耐震壁をバランスよく配しました。また、檀家の皆様が座る外陣の床には、電気式の床暖房設備が配されています。

耐震改修工事の完成した内陣と須弥壇(しゅみだん)

須弥壇より見る内観の様子
工事の着工は令和6(2024)年10月、完成は令和7(2025)年6月、約9か月の工程でした。

完成した本堂の西面を見る

梵鐘を吊る本堂西の張出し

山中湖村指定文化財の梵鐘、1720年に寿徳寺が移転する以前の寺に存在した古鐘