2014年1月23日
福蔵院本堂の天井画
大正年間、副蔵院の本堂を普請した際に天井画が描かれたと言われています。この時、近くに建っていた不動堂を合体させて本堂を建築したのが、弊社の三代前の社長・石川孝重です。
絵の作者は複数いるらしく、そのうち比較的上手なものを集めて下記に紹介します。
本堂の建築の際に寄付者の名前を天井画1枚1枚に書いて後世に伝えるやり方は、なかなか気が利いていてよい思い付き!当時の人名とともに地域の字名や当時の趣向が描かれていて大変興味深いです。おおよそ200枚の天井絵の内には、専門の画家が描いたと思われるものもあり、あるいは寄付者自身が画家気取りで描いたと思われるものもあり、様々に多様で見ていて飽きることがありません。
なお、地域名で組と書かれているのは福蔵院のある下小田原地区を指しているものと思われます。