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2006年10月10日

能登半島で活躍

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能登半島の輪島に二つの「時国家」があります。下時国家と上時国家です。今回伝匠舎の茅葺職人、加々美が茅を葺いたのは上時国家住宅。

お寺ほどもあるその屋根の大きさには驚かされますが、泊りがけで大奮闘。無事任を終えて10月5日に山梨に帰ってきました。

ところでなぜ加々美が能登半島まで出かけて行ったのかと言うと、いやしの里の茅葺屋根を葺くのに岐阜県の臼井さんに手伝ってもらったので、そのお礼に臼井さんの現場を手伝いに行ったのでした。

屋根の傷み方によって葺き方も様々ですが、まず下から順に挿し茅式に上部へ葺いていき、その後上から順にはさみを入れて下りていきます。

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上から順にはさみを入れて下りてくるところ

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見上げるほど大きな上時国家の屋根

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まるで大きなお寺の屋根のようで取り付く人が小さな蟻のようです