2006年10月30日
有隣園(ゆうりんえん)が完成
「子曰く、徳は弧ならず必ず隣あり」(現代語訳:孔子先生は言われました、道徳を行なおうとする者は孤立しているような気になるけれど、きっと親しき良き仲間ができるものですよ)という論語の有名な一節が建物の名前の由来です。
伝匠舎棟梁三井喜久男の作による三畳台目の茶室も併設しています。
これはなかなかの茶室です。
大空間を支えるトラス構造が美しい2階の研修室。湖畔に面する和室からの富士の眺めが格別
書庫
洗面と浴室
天井は吉野杉の中板目、竿縁は竹末口六分丸
本床の床柱は赤松の皮付き丸太、柱脚に竹の子杢を3本見せています。
床框は北山杉の磨き丸太太鼓落とし。落とし掛けは秋田杉の赤身を使用、鏡天井は吉野杉の中板目
手前座の壁止めは香節を使用、天井は蒲の芯