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2009年11月27日

古建築見学研修が山梨で行われる

甲州市塩山の重文民家「甘草屋敷」主屋の前庭で

甲州市塩山の重文民家「甘草屋敷」主屋の前庭で

弊社社長の石川が監査役を務める日本伝統建築保存会は、平成21年度は神奈川県相模原市で初級技術者研修を行っています。弊社からも長坂、志村の若手大工2名がこの研修に参加しておりますが、この古建築見学研修が平成21年11月22日(日)23日(月)の両日、山梨県で行われました。

講師は文化財建造物保存技術協会の参与であり山梨県の文化財審議委員の畑野経夫先生。参加者は役員研修生合わせて約40数名、大型バスが満席になるほどの盛況でした。山梨は中世からの優れた文化財をたいへん多く残している地として知られていますが、この中で今回見学した文化財建造物は写真以外に雲峰寺、向嶽寺、清白寺、善光寺などの文化財建造物がございました。若い宮大工の卵たちには、はたしてこれらがどのように見えたことでしょう・・・生涯の宝となってくれればいいのですが。

山梨市の窪八幡神社にて、熱心に解説をされる畑野先生

山梨市の窪八幡神社にて、熱心に解説をされる畑野先生

笛吹市一宮町で移築された国分寺の伽藍を見学

笛吹市一宮町で移築された国分寺の伽藍を見学

甲州市勝沼の国宝「大善寺薬師堂」の前にて

甲州市勝沼の国宝「大善寺薬師堂」の前にて

甲府駅の北口に移築されている重文の擬洋風学校建築「藤村記念館」の工事現場を見学

甲府駅の北口に移築されている重文の擬洋風学校建築「藤村記念館」の工事現場を見学

藤村記念館で初級の修了証書が日伝建の西澤会長から渡される。写真は弊社の大工職人・志村功

藤村記念館で初級の修了証書が日伝建の西澤会長から渡される。写真は弊社の大工職人・志村功

弊社社長を囲んで、左・長坂正嗣と右・志村功

弊社社長を囲んで、左・長坂正嗣と右・志村功